入院病床が逼迫(ひっぱく)しています
連日の報道にもあるように、RSウイルスやヘルパンギーナが過去最高の流行となっています。
季節外れのインフルエンザや新型コロナウイルスの感染者数も急増しており、皆様にはいつも以上の待ち時間となりたいへんご迷惑をおかけしております。
本日は入院病床に関する当院の現状をお知らせします。
当院には小児専用病床がありますが、今年(2023年)の5月から連日、満床の状態が続いています。
特に夜間は空きベッドがなく、病床が空くまで長時間の点滴で待機していただいたり、一旦ご帰宅いただくなど、たいへんなご負担を強いております。
一方で入院患者様の中には、医療的には退院して自宅療養に切り替えて大丈夫と判断できる状態で退院を決めていても「もう少し症状が落ち着くまで入院したい」と希望される方や、「兄弟も一緒に入院させたい」「個室に移動したい」など様々なご要望がある中、早期退院にご協力いただき、心から感謝申し上げます。皆様のご協力でなんとか毎日綱渡り状態ではあるものの運用できております。
すべての皆様のご要望をできるだけ汲み取れるように今後も職員一同努めてまいります。
皆様方におかれましても当院の現状にご理解をお願い申し上げます。
この難局を皆様と共に乗り越えてまいりたいと思います。
2023年7月14日 大分こども病院長 久我修二