大分こども病院に勤務して

大分こども病院に勤務して ~動機から勤務に至るまで~
医師 光武 伸祐
大分医科大学(現 大分大学)卒
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 平成22年11月から大分こども病院でお世話になり、はや7ヶ月が経過しました。1年前はまさか自分が大分の地で働くことになるとは全く考えていなかったのですが・・・。そもそも私は長崎県出身で、高校までの18年間を長崎で過ごしました。高校卒業後、大分医科大学に入学しましたが、卒業後は出身地であった長崎に戻り、長崎大学小児科に入局し、小児科医のスタートを切りました。

 小児科入局後は、約2年間研修医として大学で勤務した後は、長崎県内(長崎市立市民病院、佐世保市立総合病院、平戸市民病院、国立長崎医療センター)、県外(田川市立病院、国立佐賀病院)の関連病院を転々とし、ここ最近は主に新生児医療を中心に診療にあたらせていただきました。自分が今あるのも、関連病院で指導していただいた諸先輩方や、共に頑張った同期、後輩の先生方のおかげだと思っています。

 20歳代はとにかく目の前の患者さんの診療を精一杯やっていくのに必死だったという感じだったのですが、30歳代後半になり少し先のことを考えるようになってきました。「これから先、自分はどう進むべきなのだろうか?」、「体力的にも今のペースで仕事が続けていけるのだろうか?」と。大学に医局員として残って、業績をあげて出世していくというタイプでもないし、個人で開業するにも長崎県内は昔から開業医の先生が多く、競争も激しそうだし、資金もかかりそうだ・・・。どこかの関連病院に就職するのも良さそうだけれども、長崎県内も小児科医不足のために関連病院を集約化し、病院の数、人員も限られているし、特に新生児を扱う病院では、緊急の呼び出しも多々あり、将来的にずっと今のペースで仕事を続けていけるか不安もあるし・・・。などと、いろんなことを考え始めるようになりました。

 主な情報源であるインターネットでは、いろんな病院の就職を斡旋するサイトがありますが、どこまで信用してよいものかわからず、画面で見るだけではわからないこともたくさんあります。そんな時に目に入ったのが、大分こども病院のホームページの小児科医募集の記事でした。名前に聞き覚えがあったことと、知り合いの看護師が以前勤務していたこともあって、まずは情報収集から始めました。

 大分こども病院では複数の医師が24時間体制で診療しており、患者さんの数も多く忙しい印象でしたが、オンとオフがはっきりした勤務体制でした。当直は月に3~4回あり、あまり眠れないとのことでしたが、当直明けは休みというのは魅力的でした。今までの職場では当直は月に6~7回で、当直明けも普通に仕事をすることがほとんどで、重症患者が入ると、ずっと家に帰れないようなことも多かったので、例え当直で眠れなくても、翌日体を休めることができるのであれば、頑張れそうな気がしました。また土曜日も診療を夕方までしていますが、その分、平日で休みの日や半日休みの日があり、勤務時間がちゃんと考えられていました。

 家族や親とも相談した結果、思い切って大分こども病院に勤務することを決めました。生まれ育った長崎を離れることは、もちろん寂しい気持ちもありましたが、大分には学生時代の友人や先輩、後輩が残っていることや、交通事情も良くなり長崎までも3時間足らずで帰って来られることもあって、新天地として大分を選びました。大分こども病院で働き始め数か月経ちましたが、家族と過ごす時間も増え、休みの日は温泉に浸かってリフレッシュすることもでき良かったのではないかと思っています。スタッフの先生方も、院長先生、副院長先生をはじめ、話しやすく、気さくな方ばかりです。ちょっと迷ったり、困ったりした時も相談することができ、働きやすい環境だと思います。自分の性格的にも個人でやるよりも、今のように多くの先生方と一緒にやっていくほうが向いていたのではないかと思います。まだまだ力不足で、迷惑をおかけしていますが、自分なりのペースで子どもたちのために仕事ができればと思います。

 最後に私と同じ思いをしている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?いろんな選択肢があるかと思いますが、選択肢のひとつとして大分こども病院で勤務することを選んでみませんか?まずは病院見学をして、ここで働く医師の生の声を聞くのが一番かも知れません。私も経験者として何かしらお役に立てればと思っています。そして、私たちの仲間として一緒に働くことができれば幸いです!!

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